well-being meaning 

身体的なトレーニングと同じで、トレーニングによって心を鍛える事も可能です。心理カウンセラーがメンタルトレーニングの具体的な【方法】や【考え方】を様々な形で紹介しています。

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記憶と脳のメカニズムを使って幸福度を上げる方法とは?

こんにちは。心理カウンセラーの坂本仰次(こうじ)です。

 

今日は記憶の仕組みを使って幸福度を上げるというテーマで書いてみたいと思います。

人間の記憶には意味記憶エピソード記憶の二種類があるという話を聞いたことがあるでしょうか?

 

意味記憶とは、関連性の無い情報を紐付けして覚えることで、いわゆる丸暗記のようなものと考えてもらえれば分かりやすいと思います。

エピソード記憶とは、「いつ、どこで、誰が、どうした」というような、物語性のある情報を指します。

 

                      「ビジネス用語で言うところの5w1Hじゃね」 
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例えば、「水は水素と酸素でできている」だけでは意味記憶ですが、自らの体験を元に「科学の実験で水を分解したらマジで水素と酸素が発生した。ウケる。」とすることでエピソード記憶になります。

 

     「”ウケる”いる?」

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     「感情を紐付けするのも記憶定着度を上げるコツじゃけねぇ」

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意味記憶エピソード記憶では、どちらが記憶に残りやすいか?というと、やはり丸暗記の意味記憶よりは、物語で覚えるエピソード記憶の方が定着しやすいです。

 

ではこの記憶に残りやすいエピソード記憶を使ってどう幸福度を上げるのか?という話ですが、日常生活の中で得たポジティブな情報に、物語性を盛り込んでやればいいのです

 

これは少しだけ想像力が必要になりますが、例えば自分の場合は接客の仕事なので、家族連れのお客さんで子供がすごくはしゃいでいる様子を見た時、「きっと久しぶりに一家揃っての外出で子供のテンションもアゲアゲなんだろうな」、というように情報に物語性を付与して記憶を強化するように意識しています。

もちろん、実際に見聞きした情報であるに越したことはありませんが、勝手に予想や妄想することで、想像力の強化にもつながります。

 

こうすることで、楽しそうに過ごしている家族の記憶が定着し、仕事に対するポジティブなイメージを強化する事ができ、結果自らの幸福度を高める効果が得られます。

 

自分に自信をつける為には成功体験を積み重ねる事が重要とされていますが、日々起きている小さな成功体験・・・上司に褒められた、同僚に感謝されたなどの記憶をなるべく具体的に5w1Hの形式で整理しておくと(できればブログなどでアウトプットしておくと一番良いですが)、記憶の定着度が上がり、折に触れて思い出しやすくなるので、成功体験を最大限に活用する手法として有効です。

 

♬おまけイラストコーナー♬

 

今回は前回クイズ正解者のソラマメさんのリクエストで「石田ゆり子とそらまめ」をテーマに描いてみました。

 

イラスト 石田ゆり子

       【石田ゆり子とそらまめ】

ソラマメさんのリクエストが石田ゆり子だったので、きっとソラマメさんは石田ゆり子似なんだろうなと勝手にイメージして描いてみました。そらまめはどうしようかと、そらまめの着ぐるみを着た石田ゆり子とかちょっと考えましたが、結局ただ手に持たせるというザ・テレビジョン風にしました。この画像はソラマメさんに差し上げますので、加工するなり自画像として使うなり好きにしてもらって構いません。

 

     「自画像って・・ソラマメさんは石田ゆり子似とは一言も言ってない訳だが?」

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      「せっかく描いたけなんか使ってほしいんだけじゃろ?」
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